小向一實と備前焼

Topへもどる

ご 挨 拶


 備前焼は、千年来の歴史を持つ日本六古窯の1つ、釉薬を一切かけず、
絵付けもせず、ただ陶土そのままを形造り、長時間焼き締めた独特の味わ
いを持つ焼物です。

 近代の年月を経るうちに、備前焼も昔のようなミス、ロスの多い焼物か
ら脱皮し、安全な産業へと移行し、現在の備前焼の窯、土、色合いといっ
たものが確定してきました。

 しかし、備前の本来の美しさは安土桃山時代にあるといわれています。
ところが現在の備前の手法ではこの味わいを出そうとしても難しいのです。

 備前本来の姿に立ち戻り、土・窯・薪等を再検討してみると、すべてが
現在の手法とは正反対であることがわかります。現在では、田土を使って
電気ロクロで引き、窯は登窯ですが、昔は山土を使い主にヒモ作り、蹴り
ロクロで成形され斜面に穴を掘って土で覆っただけの穴窯(鉄砲窯)と呼
ばれるもので焼成しました。薪も現在は松の割り木しか使いませんが、昔
は雑木を中心に、丸太を含んだもので窯を焚いていました。当然、色合い
も現在のような色合いではなく肌合いも別のものでした。

 そこで、原点に一度戻ってみて、そこから又新しい視点と造型感覚から
備前をとらえ直し、備前が本来持つ豪快さ、力強さ、素朴さを引き出す努
力をしました。

 「私の陶芸は地と火と水の爆発から生まれたものであり、宇宙創成以来
の大地の記憶、天の記憶、生命遺伝子の中に受け継がれている記憶を宇宙
のすべての意識と同調させるために創られている。」

Bizen is one of the 6 classical wares belonging to Japans one thousand years of
ceramic histery.

Unglazed,undecorated,Bizen relies on clay,from and a long fine to produce a rich
stoneware particular to the area.

Overtime, Bizen has slowly developed from a rong process which incarred a large
percentage of breakages, to a precise art, based on 3 principals, Clay, form, fine.

However, Bizen wares beauty is send to have peaked during the Momoyama Period
and trying to recreate on appropriate likeness using modern methods proves to be
defficult.

Lookking at Classical Bizen one realizes the essentials used were all corpletcy
diffenet. Modene methods inside field Clay, throwing on electric wheels and
chambered climbing Kilns, where as 450 years agp mountain clay, coling an Kick
wheels and using basic thnnel kilns dug into the side. of a hill (known as musket
kilns an TEPPOU GAMA) were in everydayuse,

also while Bizen remains a wood fireing, pine split to a usuable size is the preferred
fuel noreadays,

however in the Japanese renaisance a variely of woods were used regardless of
typeand size (known as Zoki) Different processes lead to defferent coloues and
textures.

A retune to basics and viewing old works from a present perspertive on design and
form, I hopeto capture an aspect of the vitality, strength and simpicity inteiasic to
Bizen ware.

My works are explosions born in clay, fire, water and the inside memories between
Heaven and Earth in a personal and artual Universe.







    陶    暦

1949年 茨城県生まれ
1981年 岡山県備前市に移住
1983年 4月 筑波科学博に出品
11月 牛窓にて個展
1986年 全長7m、幅2.5mの穴窯を築く
2月 東京「ローマ画廊」で個展
東京池袋三越デパート「花のうつわ展」に出品
1987年 全長5m、幅1.3mの穴窯を築く
倒?式角窯を築く
1988年 5月 岡山「ガルリエ清嵐」にて第1回オブジェ展
10月 東京「ギャラリー近江」にて備前須恵黒陶器展
11月 第6回牛窓国際芸術際に出品
12月 和歌山「サロン龍門」にて個展
1989年 2月 岡山「エクサンプロバンス画廊」にて第2回オブジェ展
3月 東京小田急デパートにて個展
6月 姫路大和屋敷デパートにて2人展
1990年 全長10m、幅1.8mの穴窯を築く
1991年 8月 和歌山丸正百貨店にて個展
9月 神戸「ひこばえ画廊」にて個展
全長7m、幅2mの平穴窯を築く
1992年 6月 神戸「ギャラリーアベニュー神戸」にて個展
8月 和歌山丸正百貨店にて個展
10月 山口ちまきやデパートにて個展
12月 姫路大和屋敷デパートにて2人展
1993年 3月 神戸「ギャラリーアベニュー神戸」にて個展
6月 九州黒崎そごうデパートにて個展
7月 和歌山丸正百貨店にて個展
8月 山口ちまきやデパートにて個展
1994年 6月 九州黒崎井筒屋デパートにて個展
6月 和歌山丸正百貨店にて個展
7月 広島福屋デパートにて徳利、ぐい呑み100展
8月 東京日本橋東急デパートにて精鋭作家展
9月 山口ちまきやデパートにて個展
1995年 3月 名古屋星が丘三越デパートにて個展
4月 東京お茶の水「ヴィルダール画廊」にて個展
5月 広島福屋デパートにて個展
5月 福岡玉屋デパートにて個展
6月 和歌山丸正百貨店にて個展
6月 加古川そごうデパートにて個展
7月 山形メトロポリタンホテルにて個展
8月 松山いよてつそごうデパートにて個展
8月 京都大原三千院宝泉院にて個展
9月 小倉井筒屋デパートにて個展
12月 豊田そごうデパートにて個展
1996年 1月 奈良近鉄デパートにて個展
3月 名古屋星が丘三越デパートにて個展
5月 和歌山丸正百貨店にて個展
6月 広島福屋デパートにて個展
8月 神戸「ギャラリーアベニュー神戸」にて個展
9月 加古川そごうデパートにて個展
10月 岡山「エクサンプロバンス画廊」にて塩彩グラデーション展 沖縄パナリ焼 火にかける器展
1997年 2月 名古屋星が丘三越デパートにて個展
4月 広島福屋デパートにて個展
4月 松江一畑百貨店にて個展
5月 和歌山丸正百貨店にて個展
5月 東京お茶の水「ヴィルダール画廊」にて個展
7月 松山いよてつそごうデパートにて個展
10月 名古屋「斗そう庵ギャラリー」にて個展
11月 加古川そごうデパートにて個展
1998年 3月 神戸「ギャラリー馬皿」にて個展
7月 和歌山丸正百貨店にて個展
9月 加古川そごうデパートにて個展
1999年 6月 東京東武百貨店にて個展
7月 加古川そごうデパートにて個展
11月 広島福屋デパートにて個展
2000年 1月 小倉井筒屋デパートにて個展
1月 松山いよてつそごうデパートにて個展
4月 東京多摩そごうデパートにて個展
4月 神戸「ほんまち創人村」にて須恵黒陶器展
5月 大津「龍泉庵」備前焼4人展
8月 東京東武百貨店にて個展
10月 加古川そごうデパートにて個展
2001年 11月 加古川ヤマトヤシキデパートにて個展
2002年 2月 東京池袋東武デパートにて個展
11月 セラミック in 美濃に参加
2003年 4月 東京銀座ギャラリー art pointにて個展
9月 加古川ヤマトヤシキデパートにて個展
2004年 4月 東京銀座ギャラリー art point 「死ぬことを知る、死ぬ時を知る」骨壺展
2005年 1月 黒崎井筒屋デパートにて個展
6〜9月 フランス、シニエ県シェルニーで穴窯製作指導
2006年 6月 東京銀座ギャラリー art pointにて天童大人書と2人展
以降毎年各地にて個展開催

         


工房
   〒701-4303
   岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍6532-6
   TEL・FAX(0869)34-5492

   小向 一實

陶  印

                                                     

このページのTOPへもどる

TOPへもとる

Copyright : (C) 2006 komukai-hitomi All Rights Reserved